ランチェスター経営戦略豊橋    中小企業の経営戦略トレーニングセンター


















<1985年3月22日>

地元の工業系の学校を卒業し、
眼鏡レンズの製造会社に就職しました。

結論からいきますと、この会社では、夜勤、昼金の交代勤務で眼鏡レンズの製造現場にて約4年間ダメ社員としての人生でした。

実は、この時、就職してすぐ思いました。
自分はこの会社で5年後、10年後、20年後どうなっているのか?
よく考えたら、目の前に見本がいる。

5歳先輩、10歳先輩、20年先輩。。。。。。
ハッキリ言って、何も変わらない、

ただ年齢を重ねただけ、

凄いオーラーをもった人とか、向上心のある人は

一人もいなかった。

今思えば、その当時それが当たり前、普通だったのだが・・・・・・・

と、言うことで完全に将来が見えたので、いかに楽に、楽しく時間を過ごすか?これが人生テーマになってきました。

そこで、出勤時間はいつもギリギリか遅刻、は当たり前で挙句の果てに欠勤、・・・・・人事評価は会社始まって以来の

最低評価のC。

同期入社に給料、ボーナスで差がつくのは当たり前、後輩にも抜かれ・・・・・・・・・・
夜勤をやりながら、まあ、人生こんなもんかな?
仕事以外で楽しみを見つけるしかない、そう思いながら

ビッグ・トウモロー

などの雑誌を見ながらひそかにビックになりたいと
思っていた自分もあったのも事実ですが・・・・・
(一旦は、雑誌にて行政書士というものを知り一瞬受験勉強を目指そうと頭に浮かんだ⇒書店で受験対策テキストを見て3秒であきらめた)

そんなこんなで、あるきっかけがあり、親戚の手伝いで
コンビニの共同経営を誘われ甘い考えだけで転職

⇒3ヶ月で夜逃げ同然で退職

フリーター生活になりました。

その後、友人の誘いもあって人生を再出発するために
「トヨタ自動車」の6ヶ月の期間工になりました。(覚悟を決めて)

実は、ここでの強烈な体験が本気で

人生を逆転させよう  と気持ちに火がついたのでした!


<逆転の人生のきっかけとなったトヨタ自動車での体験>

いや〜、
ここでの体験は本当にとても得られるものが大きかったです。
特に、精神的なものが大きく後の人生にもかなりの影響を
及ぼしました。

何がそんなに 凄かった のか?

ハッキリ言って、給料が結構良かったから・・応募した・・・
というのもあったんですが。

まず、入社時に簡単な面接と健康診断がありまして・・・・
後から、わかったんですがこの期間社員に募集されている方で
2回目、3回目以上の応募されている人は皆、手を抜いていました。
何がって??
健康診断時の、体力測定です。
結論⇒適材適所ということで、その人の体力に応じて
職場を決定する材料として体力測定があったようなのです。

そんなことは、まったく知らない私は、

握力、背筋力、肺活量、各測定をガンガン

やりまして、周りの人に自慢するくらい張り切っていたのでした。

しかし、その体力に応じて重労働度数高い職場 
に配属になってしまうのも知らず・・・・・・

その後、配属される向上の現場に連れて行かれ・・・・・
ハッキリ言って、その場を

即効で逃げる!

と思うくらいの強烈な現場でした・・・・・・・・・・



ハイラックス(小型トラックみたいな車)の足回りの工程でした。
フレームに車軸がついて、エンジンだけが載せられている
工程ライン現場が担当でした。

ヘルメット装着
保護メガネ(ゴーグルみたいなメガネ)
軍手
作業服・・・・・・・・油まみれの強烈な現場でした。



たった1分数秒の工程の中に
エンジン部品の組み付け
フレーム周りの部品の組み付け
足回りの部品の組み付け
反対側に回ってのタイヤの組み付け等
20工程以上の作業がありこんなにたくさんの作業が
1分数秒の間にやれるのか????
これは、人間じゃない、完全にロボットだ!
個人個人の意思、精神は完全に無視された作業現場でした。

しかも、約二時間×4回 完全にブッ通しで数秒の余裕もない状態。
車のハンドルでさえ、安全のために遊びがあるのに・・・・・
どうなっているのか?自動車会社なのに・・・・・・・

人間として、 完全に壊れる

と思いました。いやあ〜壊れました。

作業が始まって、一時間くらいのところで、作業手袋(軍手)が
破れて指が露出してきます⇒素手と同じ状態になります。

しかし、手袋を交換していたら

ラインが確実に 遅れる ので交換できず

素手でそのまま続行します。

そうなると当然、指が痛くなりやがて、部品についているバリ等で
切れてしまいます。

そして、 血だらけの状態 

でも作業を続けないとラインが遅れ、
数百人の作業者に迷惑がかかります。

くわえて、
保護メガネ(ゴーグルのようなメガネ)は、部品組み付け時に
飛んでくるバリ等で目を損傷するのでそのために
装着しているのですが、

汗が、この保護メガネの中に溜まってくるんです。しかも拭えない・・・
メガネをはずして汗を拭いたらライン作業に確実に遅れます、

だから、保護メガネに

溜まった汗はそのまま、

ひどい状態での作業でした

しかし、

黙ってやるしかない のです。

後日作業工程を見直してほしいと上司に頼むがまったく
取り合ってくれず、
その直上の上司を越えて製造の部長に相談に行ったが

結局期間満了まで

なんら改善はされず・・・

まあ、大企業は現場作業者は使い捨てにしか考えていないから

人間としての尊厳も何も無い 奴隷と同じ です!!

こんなもんか?と周りの人間に当り散らすも、なんら解決できず・・・

結局、世界のトヨタといわれていても、多数の現場の人間の
犠牲があってのことを忘れてはならないですね。

だから、皆さん、これからもし、
トヨタの車を乗る機会があったら

一旦、お辞儀をして 
土足で乗らない!

ということでしょうか?

毎日、インパクトの振動でガタガタになった指先、手首を湯船に
浸かりながら、マッサージをしてこう思っていました。

時間の拘束
精神の拘束
生理的欲求の拘束・・・・・
これ以上、屈辱は無い、絶対にここから這い上がってやる!!

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